5月8日~5月12日紙面

岡崎署が多文化共生ポスター作り 異色のコラボ撮影会

撮影に参加したキャラクターたち
撮影に参加したキャラクターたち

岡崎署が岡崎市や幸田町とともに多文化共生・地域安全を呼び掛けるためのポスター撮影が11日、豊田市千石町の豊田スタジアムで行われた。三者を代表するキャラクターに、同署の活動に協力的なサッカーJ1名古屋グランパスのキャラクターも加わった異色のコラボ撮影会となった。

 岡崎署と名古屋グランパスの関係は、平成22年10月にブラジル出身の三都主アレサンドロ選手(現J2栃木SC)が同署の一日所長を務めたことが縁で深まった。管内(岡崎市、幸田町)に住む外国人で最も多いのがブラジル人、チームはストイコビッチ監督をはじめさまざまな国籍の選手が所属していることから、言語や文化が異なっても共生できる文化をつくろうという趣旨で一致した。両者が協力したポスター制作は昨年に続き二度目。

 この日は、横浜F・マリノス戦を前に四者がピッチ上に並んで撮影。県警マスコットキャラクターのコノハ警部、シャチがモチーフのチーム公式マスコットキャラクターのグランパスくん、岡崎アート広報大臣のオカザえもん、幸田町特産品の筆柿をモチーフにした「えこたん」。手を取り合ったり、自由なポーズをしたりして撮影に挑んだ。

 同署は今回の取り組みについて「種類が違っても、みんなが一緒になって安全安心なまちを形成していこうということをアピールするのが目的」と話していた。ポスターは7、8月頃完成予定。管内の公共施設や希望する仮定などに500枚配られる。

(12日1面)

 

このほかに

・道の駅「藤川宿」利用者100万人達成(9日1面)

・常磐小でデジタル紙芝居「カラクリBOOKS」体験(11日3面)