6月25日~6月30日紙面

正調岡崎五万石 講習会スタート

  五万石でも岡崎さまは お城下まで船がつく―。江戸時代から伝わる民謡「正調岡崎五万石」を歌う岡崎五万石保存会(相川惠彦会長)の歌唱講習会が29日、岡崎公園で始まった。

 かつては座敷で芸者が歌う座興としても親しまれた民謡。「後世に歌い継いでいこう」と、同会が6年前から開いている。今年度はお年寄りら約30人が参加し、11月まで計6回ある講習会で、岡崎五万石を学ぶ。

 この日は公園内の巽閣で、講師を務める同会師範の高橋傳次郎さんが「歌いながら歌詞に託された思いも考えてみてほしい」とあいさつ。参加者は腹式呼吸や発声練習をした後、高橋さんの指導をうけながら三味線の演奏に合わせて歌った。

 講習会は経験の有無を問わず途中からの参加も可。会費は2000円で高校生以下は無料。本来の会場となる公園内の龍城神社が斎館の改築工事中のため、会場が同じ公園内の巽閣や能楽堂になることもある。

 今後予定されている講習会は7月21日▽8月18日▽9月1日▽10月27日▽11月24日。時間はいずれも午前10時から正午まで。問い合わせは同会事務局の蒲野晴さんへ。

(30日3面)

 

このほかに
・参院選期日前投票所 前半は市役所本庁社のみ(25日1面)
・特集 岡崎アート広報大臣オカザえもん(28日3面)
・岡崎市葵中学校 女子サッカー部誕生(30日1面)