12月10日~15日紙面

岡崎城で恒例のすす払い

岡崎公園内にある岡崎城で十三日、恒例のすす払いが行われた。

 江戸城で12月13日にすす払いが行われていたことにちなんで、毎年実施しているもので、天守閣を再建した昭和34(1959)年から続いている。

午前9時30分から、公園を管理する岡崎パブリックサービスの職員2人が、ササを巻き付けた長さ2~5メートルの竹竿を使って、壁面や軒下にたまったほこりを落とした。また、グレート家康公「葵」武将隊の3人も参加して、一足早い迎春準備に一役買った。

 公園の玄関口に当たる大手門前では高さ約3メートルの門松を2基設置。職員らがマツやタケ、ウメ、葉ボタン、クマザサ、センリョウなどを手際よく飾り付けていった。

 門松は一月十三日まで設置される。

(14日1面)