12月25~28日紙面

神橋で渡り初め 伊賀八幡宮前

岡崎市伊賀町の伊賀川に架かる神橋で26日、架け替えに伴う渡り初めが行われた。伊賀八幡宮の前に架かる橋のリニューアルに関係者や地域住民らが喜んだ。

 神橋は平成20年8月末豪雨後に県が5カ年計画で進めている伊賀川の河川改修に伴い、架け替えが決まった。昨年11月に着工し、このほど完成した。橋の幅は以前のままだが、護岸工事の関係で長さが約三メートル延長、川底から位置も二・五メートル高くなった。総工費は約1億5000万円。

 渡り初め前には式典が行われ、伊賀八幡宮氏子や内田康宏市長、多田哲也県西三河建設事務所長らの来賓のほか、グレート家康公「葵」武将隊、オカザえもん、てんかくんらも出席。内田市長らは「末永く親しまれる橋になってほしい」とあいさつした。

 神事後、伊賀八幡宮の斎藤徳蔵宮司を先頭に渡り初めが行われ、近所に住む三世代夫婦や来賓、氏子らが真新しい橋の感触を確かめながらゆっくり歩いた。橋の周囲には多くの人が集まり、人気キャラクターが橋を渡り始めると、その姿を一斉にカメラに収めていた。また、八幡宮内では餅投げも行われた。

(27日1面)