新成人ら決意新たに
岡崎市内で十二日、成人式が行われ、大人の仲間入りをした若者たちが決意を新たにした。
岡崎中央総合公園武道館で行われた成人式には、3314人(男1687人、女1627人)が参加。色鮮やかな振り袖や紋付き袴の晴れ着姿で会場内は華やかに彩られた。オカザえもんの格好をして注目を集める新成人もいた。
内田康宏市長は式辞で「皆さんには選挙権が与えられる。政治や経済、社会への関心を深め、より良い岡崎、日本を築いていくため、常に大人としての責任と誇りを持って行動してほしい。本日を新たなスタートの日とし、自らの活力と若々しい感性でこれからの人生を切り開き、大きく飛躍されることを期待している」と述べた。
新成人を代表して男女10人が登壇し、「夢と希望を持ち、責任ある態度で諸問題に取り組んでいきたい」などと誓った。式後には体育館に場所を移して恩師を囲んだ歓談会があり、中学校卒業以来5年ぶりに再会した旧友や恩師と思い出話に花を咲かせていた。
同市の成人式は昨年から「成人の日」前日の日曜日に変更。今回は平成5年4月2日から6年4月1日に生まれた3825人(男1920人、女1905人)が対象。前年比23人増。式への参加率は86・6%だった。
(15日1面)