10月21日~26日紙面

岡崎市消防職員 御嶽山救助活動を報告

 岐阜、長野両県にまたがる御嶽山噴火に伴う緊急消防援助隊愛知県隊として救助活動に当たった岡崎市消防職員が二十日、市役所で内田康宏市長に活動報告を行った。

 岡崎市消防本部からは第十五次隊として、中消防署救助二係の山本治係長をはじめ五人が八日に岡崎を出発。翌九日は天候不良で救助活動が延期となり、十日に山頂で計六時間活動した。

 山本係長は「火山灰が固まり、足元は粘土質のような状態だった。歩いていても膝上まで埋まったり、約一㍍のストックが手元まで埋まったりした。標高三千㍍を超える場所での救助は初めてで、想像していたよりも過酷だった」と述べた。

 内田市長は「岡崎市を代表して現地へ向かい、活動してくれたことをありがたく思います。本当にご苦労さまでした」と労をねぎらった。

(21日付1面)