10月28日~11月2日紙面

秋まつりを楽しんで ジャズストリートも開幕

 岡崎の秋の祭典「岡崎城下家康公秋まつり」が一日、ついに開幕した。岡崎公園を中心とした岡崎城下一帯では、きょう二日まで商工フェアや岡崎ジャズストリートなど、多彩な催しが楽しめる。

 初日はあいにくの雨天となり、例年に比べ客足が鈍かった。それでも、昼前には多くの人が会場へと足を運び、岡崎公園多目的広場の商工フェアでは各種ブースやステージイベントを楽しんでいた。

 足元が悪い中でも特ににぎわいを見せたのは、乙川河川敷で行われている「農林業祭」。地元で採れた特産品の即売コーナーだけでなく、岡崎で育てた牛や鶏を使った軽食販売、木工作などの体験コーナーも充実し、子どもからお年寄りまで幅広い年代の姿があった。

 岡崎ジャズストリートは雨天によりパレードと開会式、一部会場での公演を中止。屋内会場では、予定通り行われた。

 第九回の今年も、選りすぐりのトップ・プレーヤーが集結。各会場からは、午後一時の開演とともに一斉にジャズの音色が鳴り響き、会場内はもちろん、近くを通りかかった人も興味深げに聴き入っていた。

(2日付3面)