5月3日~8日

神明宮大祭 山車8台勢ぞろい

 岡崎の三大祭りの一つ「神明宮大祭」が七日、岡崎市元能見町の神明宮一帯で始まった。神明宮の氏子十一町が、山車を引き回して市制百周年の記念すべき年を盛り上げる。きょう八日まで。

 この日は境内の山車小屋から出された八台の山車が午前九時ごろからお祓はらいを受けた後、市図書館交流プラザ(りぶら)駐車場まで移動して展示。山車八台が神明宮以外で一堂に集まるのは珍しく、りぶら利用者らが足を止めて見入ったり、写真に収めたりしていた。町によってはお囃はや子しの音楽を流したり、園児や小学生の女児が着物姿で乙女の舞を踊ったりして観客らを“おもてなし”した。

観覧席を設置

 きょうは午前八時から御神輿おみこし 渡御とぎょ、正午から例大祭。各町による山車の引き回しは午後一時からで、クライマックスの山車の宮入りは七時二十分ごろから。道中三カ所には観覧席が設けられている。

 また、神明宮をゴールとするスタンプラリーがあるほか、神明宮南にある松本町の松應寺境内では「松應寺横丁にぎわい市」(午前十一時~午後五時)が開かれる。

(8日1面)