7月5日~10日紙面

田んぼアート見頃

 岡崎市藤川町の国道1号北側の水田で、市制百周年を記念して制作された田んぼアートが見頃を迎えている。

 

 南北に隣接する水田二枚にわたって描かれた約八千平方㍍の巨大田んぼアートは、愛知産業大学創作活動同好会がデザインを担当。南側には「おかざき市制100周年」の祝いの言葉とオカザえもんの顔、北側には六月から新たに市の花に指定された桜と岡崎の夏の風物詩となっている打ち上げ花火が、黒、赤、黄、緑、白の五色のイネで色彩豊かに表現されている。

 多くの市民に市制百周年の記念行事に参加してもらおうと、五月に同市農林業振興推進実行委員会が一般参加者を募って田植えを実施。田んぼアート南側に設けられた高台の足場では、田んぼアートの様子を写真に収めようとする人の姿が見られる。

 見頃は八月まで。九月二十五日に稲刈りが予定されている。

(8日1面)