11月22日~27日紙面

岡崎市観光大使2人決まる

 岡崎市の魅力を市内外へ発信する「2017観光大使おかざき」の選考会が二十三日、同市福祉会館で開かれた。応募があった十七人のうち、最終選考に残った六人の中から中京大三年の白井梨花さんと南山大一年の田村汐里さんが選ばれた。

 白井さんは、平成二十六年にも応募をしたが最終選考で落選し、翌年は応募を断念。だが、今年は成人式の新成人代表役、伊勢志摩サミットに出席した首脳陣への花束増締役を体験し、その経験や恩師の勧めもあって再び挑戦した。

 田村さんは、二十七年の観光大使に選ばれた馬場小雪さんの高校時代の後輩。観光大使の活動を紹介するブログ記事などを通じて先輩の活躍を知り、憧れるようになったという。また、馬場さんから大学時代の話を聞き、応募への決意を固めた。

 白井さんは「やっと夢が叶いました。元気に笑顔で楽しく岡崎のまちを紹介できたらと思います」、田村さんは「ずっと憧れていたので、すごくうれしい。岡崎を好きな気持ちを生かして、これから頑張りたいです」と話した。

 二人は研修を経て、来年一月一日に岡崎中央総合公園で行われる新年交礼会でデビューする。

(25日1面)