2月16日~19日紙面

各地で確定申告スタート

 平成二十八年分の所得税・復興特別所得税・贈与税・消費税・地方消費税の確定申告の受け付けが十六日、始まった。初日のこの日は、早期申告を呼び掛ける活動が岡崎市内各地で繰りろげられた。所得税、贈与税は三月十五日まで。消費税は同三十一日まで。

 岡崎地方合同庁舎前広場では、街頭広報車の出発式が行われた。岡崎納税貯蓄組合連合会主催。

 同会のほか、岡崎税務署、岡崎間税会、同税務署管内税務連絡協議会などから関係者約三十人が出席。岡崎納税貯蓄組合連合会の岡田庄璽副会長は「こうして広報車が出発することで、多くの方に確定申告に興味を持ってもらい、早期の申告・納付につなげたい」とあいさつした。

 この後、出席者に見送られながら広報車が会場を出発。同署管内(岡崎市、幸田町)を巡り、早期の税申告と期限内の完納などを呼び掛けた。

 東海税理士会岡崎市部は、岡崎市と幸田町の八カ所に無料税制相談所を設置し、前年分所得が三百万円以下の納税者の対応に当たっている。

 今回の申告からマイナンバー(社会保障・税番号)の記載が必要になるため、相談にはマイナンバーと本人証明書類が必要。

 開設期間は、岡崎信用金庫本店が三月十日まで、ほか七カ所は二月中に終了する。平日の午前九時三十分~午後四時。問い合わせは、同支部(25―6622)へ。

(17日3面)