3月14日~19日紙面

岡崎カクキュー八丁村オープン

 カクキュー八丁味噌(早川九右衛門代表社員)の観光施設「カクキュー八丁味噌の郷」=岡崎市八帖町=であす十九日午前十一時、フードコート「岡崎カクキュー八丁村」がオープンする。同者が製造する八丁味噌を使ったグルメが味わえる新スポットとして、注目が集まっている。

 味噌蔵の一部約百八十四平方㍍を店舗に改装。窓から熟成中の味噌桶を眺めることができる店内には、テーブル六十六席、カウンター八席が設けられ、同社直営店と市内の人気飲食店二店の計三点が出店する。

 同社直営の「QtoCAFE」は、ドリンク類やスイーツなどの軽食を中心に販売。タマネギやジャガイモ、豆、日替わりの野菜数種類のスープをペースト状にした「みそスープスムージー」(四百八十円)、八丁味噌アイスや八丁味噌パウダーを使ったスイーツ「いちごとバナナのパンケーキ」(八百五十円)などを販売する。午前十時~午後四時。不定休。

 ラーメン店「kibun.de..SACHIO」は、濃厚な味噌味が特徴の「家康らーめん赤鬼」(九百五十円)、岡崎おうはんを使った「岡崎shioおうはん」(八百五十円)などを提供する。午前十一時三十分~午後三時、同五時三十分~十時。木曜定休。

 オムライス店「さん太」(羽根町)系列の「元祖鉄板やきカレー」では、八丁味噌ソースで味に深みを加えた「元祖鉄板やきカレー」(九百二十円)に岡崎おうはんの卵や肉、シーフードなどの多彩なトッピングを追加できる。午前十時三十分~午後三時、同五時三十分~十時。月曜定休。

 これまで施設内で味噌煮込みうどんなどを提供していた「食事処休右衛門」は、事前予約制で六人以上の団体客専用の食事処となる。

(18日3面)